膝のお皿の下が痛い!!その名もジャンパー膝!!

写真ACより

バレーボールやバスケットボールなど、ジャンプ系のスポーツ選手がよく負傷する部位として膝があります。
ジャンプ系の競技の選手のうち3人に1人が経験するともいわれるケガがあります。そのケガの名は、「ジャンパー膝」と言います。

ジャンパー膝とは

ジャンパー膝とは、膝蓋腱炎(しつがいけんえん)、膝蓋靭帯炎(しつがいじんたいえん)とも呼ばれます。

概要

バレーボールやバスケットボールなどでジャンプや着地を繰り返したり、サッカーのキック動作や急激な方向転換を繰り返したりするスポーツに多くみられるスポーツ障害です。

原因

大腿四頭筋の柔軟性低下が要因の一つです。(あくまでも、原因のひとつですが)

特に、成長期は骨の成長に筋肉が追い付かず、筋肉が張った状態になります。結果的に筋肉と靭帯でジャンプの着地などの衝撃を吸収する所が筋肉に衝撃を吸収する余裕がなくなり靭帯に負荷が集まるというケガの原因が発生します。

尻上がりテストで、大腿四頭筋の柔軟性について確認できます。
尻上がりテストとは→こちらをクリック

症状

プロメテウス解剖学より

運動時の膝蓋腱の痛み・圧痛

膝蓋腱:膝のお皿の下の帯状のモノ。押したら弾力性があります。
圧痛:押したら痛くなること

 

治療法

ジャンパー膝に関しては、ケガを発生させないことがとても大切です。

以下のような、日々のケアがとても大事になってきます。

・運動後と風呂上がりにストレッチ
・運動後痛みや違和感があればアイシング
・丁寧なウォーミングアップを心がける
・しっかりと睡眠時間をとる
・食事をしっかりとる

当院での施術

もし痛みを感じたら早めに来院することをおススメします。
先ほど説明した筋肉の柔軟性は原因のひとつなので、そのほかの原因についても取り除かないといけないからです。