足の裏が痛い!!それは足底腱膜炎かも

「足の裏やかかとが痛い」
「歩きはじめに足の裏に激痛がはしる」
このような症状に経験はありませんか??
これは、「足底腱膜炎」というケガかもしれません

※足底腱膜炎は足底筋膜炎とも呼ばれます。
また、足底腱膜症・足底筋膜症とも呼ばれることがあります。

概要

足底腱膜炎とは、足のうらにある足底腱膜といわれる腱に損傷がおきるケガです。

足底腱膜とは、かかとから足の指にくっついている腱の膜です。

プロメテウス解剖学コアアトラスより

足底腱膜の役割

①足の裏のアーチ構造の保持
足の骨は、アーチ状(弓状)になって体重を支えています。
足底腱膜は、このアーチ構造を弓の弦のように張って支える役割をしています。

②荷重時に衝撃を吸収する
足底腱膜が保持している足のアーチ構造は、地面に足が接地し、荷重が加わったときに、地面からの衝撃を吸収するクッションのような役割があります。

症状

土踏まずからかかとにかけて痛みがあります。土踏まずからかかとにかけて押すと強く痛む部位があります。(圧痛)

プロメテウス解剖学コアアトラスより

発症したときは、修復能力により自然に治ることもありますが、原因を解決せずに、小さな損傷を繰り返している状態が続いていると、正常な組織が治りづらい組織へと置き換わり、難治性の足底腱膜炎に進行してしまいます。

足底腱膜炎の悪い状態が進行してしまうと、場合によっては、かかとの骨の付着部に骨棘(骨のトゲ)ができてしまうことがあります。

当院では、超音波検査装置を導入していますので、疑わしい場合は装置を使いチェックします。

原因

●足の構造(骨の配置)が崩れることが原因となります。足の構造が崩れる要因として以下があげられます。

・スポーツによる衝撃
・長時間の立ち仕事
・加齢による筋力低下
・足首の関節が固い
・肥満体型
・靴の不適合
などの要因があります。

当院での施術法

足の骨の配置が崩れているのが原因ですので、骨の配置を整復し、正常な配置に戻します。

足底腱膜炎の予防

足の筋肉を柔軟性を保ち、筋肉の機能を維持向上することでケガの予防になります。
足のトラブル対策のページを参考にして予防してみてください。
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