まっすぐ走れていない子どもが増えている理由と対策
どこに向かって走っていくの??
子どもの指導をすることがあるのですが、時々、まっすぐ走れない子がいます。
また、体をナナメにしないと走れない子もたまにいます。
自分が子どもの頃の約30年くらい前にも、クラスに一人くらいいましたが、まっすぐ走れなかったり、身体の向きが変な方向に向く子は増えている気がします。
まっすぐ走れない子や身体の向きが変な方向に向く子が増えていえる理由
まっすぐ走れない子や身体の向きが変な方向に向いてしまう理由としては挙げられるのが、発育発達の過程をしっかりできなかったことが挙げられます。
発育発達の過程とは
人間は生まれてから約1年をかけて、立って歩く「直立二足歩行」を習得します。
生まれてすぐは、仰向けで泣いて・ミルクを飲んで・寝てを繰り返す状態から、次第に寝返りをしたり、ハイハイをしたり、お座りをしたり、つかまり立ちをしたりして、歩けるようになります。
さまざまなな過程の中で、呼吸の筋肉を鍛えたり、腰周辺の筋肉を鍛えたり、股関節の筋肉を鍛えたり、肩甲骨周辺の筋肉を鍛えたり、バランスを鍛えたり、さまざまな筋肉や神経や感覚を鍛えています。
発育発達の過程がしっかりできないとは
さまざまな段階でさまざまな筋肉や神経や感覚を鍛える発育発達の過程で、最近、注意が必要とされている段階があります。
それは、腹ばい→四つ這い→お座り→高這い→つかまり立ちの段階です。
たくさんの過程を書いているなと思われるかもしれませんが、正味約3か月の出来事です。
この3か月の間に、腰を床から浮かせるようになり、転がることなく座れるようになって、足だけの筋力で立てるようになるんです。
これ大人で考えたら、とんでもないことなんです。
腕立て伏せで、腰を上げられないくらいの負荷をかけて、もち上げられる状態に持っていくまでには、1年くらいのトレーニングが必要になるんじゃないでしょうか。
腹ばいからつかまり立ちまでの発育発達の過程が注目されている理由
自分の娘を育てる時に読んだ育児書にも書いてあったのですが、最近の家は、部屋が狭くなりつかまるものがたくさんあるので、ハイハイ(四つ這い)で動けるようになると、赤ちゃん自身がモノにつかまってハイハイで骨盤があがりきらないままにつかまり立ちをしてしまうそうです。
お座りの発育発達過程で体幹を鍛えることや、高這いで、肩甲骨や股関節を鍛えることを、とばしている可能性もあります。
もう立って走り回っているけど、どうすればいいの??
にしからかわ接骨院では、発育発達の過程をもとにした、コアキッズ体操を提供しています。
子どものためのコアコンディショニング
また、今回、参加させていただきます、まちゼミkidsでは、コアキッズ体操をベースにより遊び要素を取り入れた内容となっています。たのしく、親子でしっかり遊んでもらえたらいいなと思った内容となっています。
まちゼミ岡山市北公式ページ→http://okayamakita.jp/machizemi/