骨折をした方必見!!骨折が早く治る超音波治療法ってなに??

骨折の治療には、超音波が早く治る

骨折をしてしまった時、

ギプスで固定をして骨がくっつくまで待っていないといけないと思っていませんか??
どうにか早く骨折を治して早く練習に戻りたい・試合に間に合わせたいと思ったことはありませんか??

自分が学生だった頃(約20年前)は、固定をして骨がくっつくの待つだけでした。 しかし、最近では、骨折を早く治す方法があります。

その方法は

超音波治療法という方法になります。

超音波治療法とは??(治療法・効果 )

骨折治療に超音波を用いると、従来の骨折部を固定して骨がくっつくのを待つよりも短期間で治ります。

臨床実験においては、従来の骨折治療よりも約40%の期間短縮ができたとの報告もあります。

やり方としたら、LIPUSという超音波の出力方法によって、超音波を20分間照射するというものになります。

①超音波とは

人間の耳が聞き取れる音波の周波数は20kHz以下で、それを超える周波数の音波は超音波と呼ばれています。産業用センサーや魚群探知機をはじめ金属やプラスチックの溶接、研磨、殺菌、スピーカーや加湿器まで、用途は多岐にわたり、様々な分野で活用されています。イルカやコウモリなどの動物が仲間同士の意思疎通に使っていることでも知られています。

②LIPUSとは

LIPUSとは、low intensity pulsed ultra soundの略で、日本語に訳すと、低出力パルス超音波となります。

パルスとは、間欠的ということで、照射している時間と照射していない時間が一定時間交互に繰り返されるというモノになります。

低出力でなおかつ間欠的に照射されるので、痛みや熱さなどは感じることがほとんど無く、照射されている方はほとんど何も感じる事はありません。

③副作用の心配は??

LIPUSによる副作用は特にありません。しかしながらまれに、照射による痛みを訴えられることがありますがその際はスタッフにすぐに申し出ください。

なぜ、超音波治療法に効果が出るのか??

骨折の治療には、良い影響を与える要素というのがあります。

①骨折面が接していること

骨の折れた断面が離れていたり、筋肉や脂肪などなどの異物があると、骨はくっつくことができません。もし、骨の断面が接していない場合は、骨を動かして(整復)骨折面を合わせます。ちなみにこの整復操作というのは、日本では柔道整復師(接骨院の先生)か医師にしか認められていません。

②適度な圧迫・骨折部が動かないこと

骨折面が離れないように適度なチカラで圧迫されること、また動かないようにしっかりと固定をしないといけません。

③血流と栄養

骨折の時の骨の修復には、大変多くの材料が必要になります。その材料を運んでくれるのは血液です。ですので、骨折部への血流の確保は重要になり、全身の血流循環を良くしてあげるのもとても重要になります。

血液が運ぶ材料は食べ物から吸収されたものになります。通常の食事よりも注意をした方が治りが早くなります。お菓子ばかり食べていると最悪ですね(;^_^A

④適度な刺激

骨をつくる細胞は、物理的な刺激で活性化します。物理的な刺激とは、骨同士がぶつかった時の刺激や音による振動刺激のことです。学童期にバスケットボールやバレーボールなどのジャンプ動作が多いスポーツに高身長が多いのはこの影響による部分も多いです。

この、骨をつくる細胞の性質を利用したのが超音波治療です。

骨折の治療には早さが大切

超音波を照射することや、適切な整復、適切な固定、ちゃんとした食事が骨折の治癒に大切な要素だということはわかっていただけたと思います。

これらの要素は早ければ早いほど大きな効果を得ることができます。
骨折から約2週間がとても大切な時間になります 。

接骨院で骨折施術を受ける場合

にしからかわ接骨院でも、骨折の施術を行っています。
また、先ほど紹介いたしました、LIPUSが照射できる超音波治療器も導入しております。

接骨院で骨折の施術を受ける際には、注意点があります。

その注意点とは、接骨院で骨折の施術を受ける時には、医師の同意が必要になるということです。(応急処置の場合は除く)

同意と言うのは、
患者さんが「接骨院で骨折の治療を受けてもいいですか??」
医師「いいですよ。」
と言ったやり取りでOKです。

その際に、同意をもらえた日付と時間、医師のフルネームをメモしてもらえたら大変助かります。

最後に、骨折の治療について何か分からないことや聞きたいことがあればにしからかわ接骨院までお気軽にお問い合わせください。

にしからかわ接骨院
086-236-7127
nkk2367127@gmail.com

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です