スマホ使ってたら、親指が痛い!!ドケルバン病かも(親指の腱鞘炎)
親指を曲げたり、手首を動かしたりした時にズキッと痛むことはありませんか?
それは、ドケルバン病というものかもしれません。
最近、スマホの長時間利用などでドケルバン病の症状になる方が増えてきています。
概要
ドケルバン病とは、親指を広げた時に、2本の腱が浮き上がります。その腱と腱を包む腱鞘が炎症を起こした時に起きる腱鞘炎のことです。
ドケルバン病になりやすい人
ドケルバン病になりやすい人は、腱鞘炎になりやすい人とほぼ同じです。
中年(更年期)の女性、妊娠出産期の女性。
糖尿病・リウマチ・透析患者にも多く発生。
美容師・調理師・楽器の演奏・パソコン作業など手をよく使う仕事の人の職業病と言われていました。
しかし、近年では、スマホの長時間利用による指の使い過ぎにより、ドケルバン病の症状になる人が増えてきています。
テキストサム損傷(text thumb injury)
アメリカでは、スマホの長時間利用により、痛みやしびれを感じる症状、また、親指の腱鞘炎を総称してテキストサム損傷と呼んでいるそうです。
症状
初期では、曲げ伸ばしした時の痛みだけです。ひどくなると、つまむ動作ができなくなったり、親指を動かすこともつらくなったりします。
ひどくなるとなかなか治りにくいので、初期症状のうちに治すことをおススメします。
ドケルバン病(親指の腱鞘炎)のチェック方法
ドケルバン病のチェック方法として、フィンケルシュタインテストという検査方法があります。
最近はアイヒホッフテストとも呼ばれているそうです。
自分が教えてもらった時は、フィンケルシュタインテストでした。
フィンケルシュタイン(アイヒホッフ)テスト
①親指を内側にして握りこぶしを作ります
②握りこぶしを小指の方に倒します。
③親指から手首にかけて痛みが出れば陽性です。
治療
一般的な治療としまして、①安静・固定②投薬(湿布)・注射③手術となります。
しかし、よく見るとこれは、対処療法なんですよね。
もともとの腱鞘炎になった原因自体を取り除かないといけないです。
当院の治し方として
骨を原因として、整復によって、ドケルバン病(腱鞘炎)を治す方法を実施しています。
●安静・固定でなかなか症状が改善しない方
●注射・投薬(湿布)でなかなか改善しない方
●注射を何回か打っても改善せずに、手術を受けようか悩んでいる方
●手術をしたけども、なかなか思うように改善しない方
上記のような方は一度ご相談ください。
遠方の方の場合は、同じ施術ができる院をご紹介させていただきます。
ばね指についても記事がありますので、合わせて読んでみてください。
ばね指(腱鞘炎)について